社会人のためになればいいな〜と思うこと

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失敗の要因

何かをすれば失敗をする。何もしなければ失敗をしない。これは正しいようで大きな間違いである。何もしないから失敗をすることがあるからだ。一方で何もしないから成功した、ということもあるだろう。

しかし、確率を考えると以下のようになる。

 

「何もしないから失敗する確率は100%」

「何もしないから成功する確率は・・・わからないが低い」

 

何もしないから失敗する確率が100%であるのは長期的に見ると確実に失敗するからだ。

短期的には何もしないから失敗をしなかったということは沢山あるだろう。しかし、長期的な視点に立つと何もしないという経験数の低さから確実に失敗を導く。しかもこの失敗は人生に影響を与える大きな失敗になる可能性があるものだ。詳しく話すと長くなるので割愛するが、想像はできるのではないかと思う。

 

ということは、人は行動をしなければ最終的に自分自身が損をすることを意味する。しかし、行動をするから失敗をする。それではどうすればいいの?と思ってしまうかも知れない。

 

結果的にはチャレンジングな行動をしなければいけない。その行動の仕方にポイントがある。

 

人が失敗をするタイミングには傾向がある。その傾向を知っておくことで大きな失敗を事前に回避することができるわけだ。

 

失敗の要因とは

・情報不足

・慢心

・思い込み の3つ。

 

歴史では勝者がいかに行動したかが大々的に論じられるが、敗者がなぜ負けたかがクローズアップされることは少ない。

 

弱者が強者を倒す歴史の一場面としてすぐに思い浮かんだのが「桶狭間」であるが、これも見事に失敗の要因を踏んでいる。

 

今川は当時相当の武力を誇った。一方の織田はまだ駆け出しの段階。今で言えば東証1部上場企業の中でもトップクラスの企業とこれから上場しようかという企業のガチンコの戦いだ。

 

今川はもちろん負けるとは微塵にも思っていない。これが慢心だ。この慢心から織田がどこにいようが関係ないと思っている。まさに情報不足。そしてこの戦力差で織田が攻めてくるはずはないと思う。これが思い込み。この3つを見事に当てはまる。この条件が揃い、それを逆手にとった結果、歴史的にもド派手な結果になったわけだ。

 

これは歴史上の出来事であるが、日常に起こる失敗にもこの3つの要素は当てはまる。ということは、この3つの要素を理解した上で行動をすれば無駄な失敗は防げることを意味する。

行動をしなければいけないこの時代だからこそ、この3つの要素を押さえて行動していくことが重要だと言える。