社会人のためになればいいな〜と思うこと

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物事を「できる」「できない」で考えるないようにする

仕事をしているとある種の無茶振りが来ることもある。

「これ、明日までね」この言葉は非常に怖い。難しいことをわかっていて依頼する人もいる。この無茶振りの時こそ、その人の真価が問われるときであると言える。

この時に重要なことは「できる」「できない」で物事を考えないことだ。「できる」「できない」で考えると最終的にどうしても「できない」に流れる可能性が高くなる。「できない」の判断の方が楽だからだ。確かに「できる」「できない」で考えて「できる」ことをやるのが通常かも知れない。しかし、この「できる」ことをやるだけでは何も未来に発展はない。「できない」ことを「できる」ようになることが未来の活躍につながるからだ。

「できる」「できない」の2択にしないためには、そもそもの判断の選択肢を削ることになる。削る選択肢は「できない」だ。「できない」を削り、「できる」だけを残すことにより、「やるためにはどうするか?」の思考が生まれる。この「やるためにはどうするか?」を考えるからこそ、新たな方法や行動が生まれる。これがチャレンジというものだ。やるための方法を考えることにより、過去の事例やケース別の予測など様々な情報や思考が生まれてくる。この情報や思考により多くの経験をすることができる。この経験が気づきを生み、人は成長する。その成長が未来での活躍をサポートしてくれるわけだ。

「やらない」の選択肢を選ぶとどうなるのか?それは思考停止もしくはできない理由探しになる。世の中の物事において「できない理由」を探すことは「やるための方法」を考えるよりも格段に見つけやすい。つまり、楽なのである。「やらない」を見つけてやらないことが自分自身を守るように見えるが、これは一時のものだ。長期的視点で考えると「やらない」を選ぶことは成長機会の損失になる。

習慣的に「やらない」を選ぶ人も残念ながら存在する。20代から働くとして考えた時に「やらない」を選択する回数が多ければ多いほど、実は損をしている。思考することそのものが経験になるからだ。「やる方法」を考える回数が多ければ多いほど一時的に大変な想いをすることであろう。しかし、長期的に見るとその一時的な大変な想いは未来の大きな糧になる。

日常で起こる「できる」「できない」の判断において可能な限り「できない」を排除し、「やる方法」を考えることが未来の大きな成果につながるのである。