社会人のためになればいいな〜と思うこと

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言ったはずなのに・・・を作らないために必要なこと

忙しく仕事をしていると以前に伝えたはずの内容を相手が理解していないために、うまく進まないということに遭遇したことがある人は多いことだろう。手間が掛かり、なぜ理解できていないのか?と苛立つこともあるものだ。この「言ったはずなのに・・・」を発生させないためには少しの工夫で実現できる。

まず前提として「言った」「伝えた」という行為の軸は自分であり、「伝わった」「理解した」の行為の軸は相手であることを認識しておくことが必要だ。軸が自分であるものについては実施した事実が残る。しかし、軸が相手のものについて自分はその行為の事実をそのままでは把握することができない。それは相手の中で発生していることであるからだ。自分の「伝える」という行為と「伝わった」「理解した」の行為は別の人が実施する行為であるため、伝える側の意思が働かないものとなる。つまり、「伝えた」から「伝わる」とは限らない。

では、どうすれば良いか?

「伝わる」「理解する」が出来ているかを伝えた側が確認することが必要になる。これは実はそれほど難しいものではない。確認をすればよいのである。この確認で最も良いと考えられる方法は「相手に理解したことを話してもらうこと」だ。相手が理解した内容を話してもらうことで何を理解しており、何を理解していないかが明確になる。自身が伝えたい内容を理解していれば問題ないが、理解していない場合には理解していない内容を再度理解してもらうために伝えることが必要となる。この確認をすることで自分が伝えたいことが十分に相手に伝わることが多くなる。この確認をせずに物事を進めると伝わっていない場合のダメージは大きい。

ちょっとしたこの確認を実施することで仕事もスムーズに進むものだ。