社会人のためになればいいな〜と思うこと

社会人やこれから社会人になる人のためになればいいな〜と思う情報を発信していきます。

物事を分けて繋げて考えることで物事を可視化する

仕事をしていると様々なことを考えることになる。単純なものもあれば複雑なものもある。単純なことを考えることは多くの人が出来るが、複雑なことを考えるとなると難しいと思ってしまう人もいる。その時に1つの考え方が有効である。それが「分けて繋げて考える」ことだ。

複雑な物事は様々な状況や事象が組み合わさって出来ていることが多い。それを要素別に「分ける」ことと分けたものを「繋げる」ことで構造と因果関係が見えてくる。新人教育というテーマで考えると様々な切り口と要素が生まれてくる。切り口としては「業務スキル」「ビジネススキル」「テーマ別スキル」「帰属意識」etc.と列挙すれば相当の数が出てくる。それを満たすための要素として「適性」「価値観」「学習カリキュラム」etc.とこちらも相当な数が出てくる。これらを合わせて計画を立てるとなると大変である。切り口や要素が多いからだ。これらを考える上で「分けて」「繋げて」「考える」が有効になる。

まずは「分けて」の部分だ。切り口の部分を分けて考えるとその1つに「業務スキル」がある。業務スキルは何に有効であるかを考えてみる。この時にゴールに繋げて考えるのだ。売上向上というゴールに繋げてみよう。「業務スキル×売上向上」にするとキーワードが出てくることだろう。そのキーワードについて考えることで計画が立てやすくなるわけだ。それぞれの内容について分けて繋げて考えると一見複雑なものであっても何が共通しているものであり、何が独立しているものであるのかが明確になってくる。

この考え方をしていくことで意外とスムーズに考えがまとまるものだ。