社会人のためになればいいな〜と思うこと

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物事を繋げて考える重要性

世の中では様々な出来事が発生する。ニュースで取り上げられるものもあれば、そうでもないものもある。身近で発生する出来事ももちろん多くある。その出来事が発生するためにはその前段階が必ずあるものだ。それが人である場合があれば、自然現象であることもある。つまり、物事には必ず原因があるわけだ。

仕事においても同じことが言える。分かりやすく営業で言えば、お客様が発注をするか、しないか、その判断にはたくさんの要因が絡んでいる。その判断の要因を理解することが出来れば受注する確率は高くなる。

このように様々な事象における要因理解が出来れば、仕事もスムーズに進めることが可能だ。しかし、それはそれほど簡単なことではないことも理解できるだろう。その要因理解の鍵になる1つが「物事を繋げて考える」ということだ。

ある現在の事象が次にどのようなことを発生させるのか、を考えていくことで仕事における次の一手は何となく理解できるようになる。そして、現状に自身がしようと思っている行動を繋いでみた場合に、どのような結果が予測できるか?を考えてみる。それによって自分のしようと思っている行動が正しそうであるのか?を何となく考えることができる。

これも当然100%である訳ではないが、何も予測しないよりは良い結果を生む確率は高いであろう。

これもある種のロジカルシンキングである。物事を繋げて考えるのが苦手な人も多いように感じる。物事を繋げて考えてみた時にどのような状態になるのかを想像できないということが起こる。繋げて考えることが出来ない表面的な理由は多々あるが、掘り下げていくと要因が見えてくる。それが「自分で考える力が弱い」「様々な経験不足」である。この状態でいくら繋げてみようとしてもなかなか難しいのが現実だ。しかし、これは仕事をしていく上で、自分の人生を豊かにしていく上で非常に重要な要素であると思われる。

「自分で考える力」は特別な学習をしなくても日常生活の中で鍛えることが可能だ。目の前にある出来事の原因を考えるだけでいい。それも100%の正解を求める必要はない。自分の意見を持つことが重要だ。その中で疑問に思ったことをとにかく調べて自分の知識にする。知識は考える力のための1つのツールとなる。知識量は物事を考える幅につながる。

「経験不足」は状況に置かれる経験量が重要になる。一度経験している状況であれば、イメージがつきやすい。だからこそ様々な経験をすることで次の状況をイメージしやすい状態を作ることができる。

この2つを実施していくことによって物事を繋げて考え、効果的な次の一手を見出すことができるようになるだろう。