社会人のためになればいいな〜と思うこと

社会人やこれから社会人になる人のためになればいいな〜と思う情報を発信していきます。

仕事における予測で一歩先をいく

仕事において先の予測が見えるととても楽になる。その仕事がうまく可能性が高まる。これは1つの能力であり、その気になれば誰でも出来るものであったりする。それをせずに苦しんでいる人がいるのも事実だ。

まず、先の予測に完璧は存在しないことを理解しておかなければならない。完璧でなければ動けないという人は多い。しかし、ビジネスにおいて完璧な未来予測はできないものだ。ある程度の未来予測をすることが大切になるのである。

そのために何をすべきかを挙げると

1)状況を把握する

2)ケース別に考える

これだけである。

 

状況は把握するから見ていこう。状況を把握すると現状にある情報を整理してつなぎ合わせることだ。これを私は「情報連結力」と呼んでいる。断片的な情報が多く存在する中では先を予測することは難しい。断片的な情報であってもつなぎ合わせることで、その内容が予測できるわけだ。現在は複数の状況の積み重ねで出来ている。その積み重ねを理解することが状況を把握することになる。複数の断片的な情報を組み合わせて、現状がなぜこの状態になっているのかを考える。それにより、現状が出来上がっている理由が見えてくる。この理由が見えてこない場合には、情報が不足している可能性が高いものだ。更なる情報を集めるか、現在の情報から埋まらない部分を予測するか、のどちらかで対応していくことが必要だ。そうすることで現状を把握し、次の一手の選択肢がある程度絞られてくる。そして、現状に即した選択肢は成功確率が高いものとなっている。

 

次に、「ケース別に考える」に至る。次の一手の選択肢は複数存在するはずだ。その複数の選択肢を実施した場合にどのような状態になるか?を可能性ベースで考えるようにする。1つの選択肢を実施した場合の結果が複数考えられることもあるだろう。1つの手の結果が1つになることは少ないものだ。中には1つの手の結果が1つになることもあるが、多くの場合、複数の結果が考えられる。世の中では1つのアクションは複数の結果が考えられるものであることを理解しておかなければいけない。その複数の結果から最も良い手を選択するだけだ。この可能性の内容によってその仕事の結果がある程度決定する。

自分が実施するべき成功可能性が高い行動が見えてくると、仕事もうまくいきやすいものだ。確実な選択肢になるわけではないが、何も考えずに思いつきで実施するよりも確実に成功する可能性は高くなる。

自分の思考を自分の枠の中だけで考えるのではなく、他人の思考範囲は自分の枠外にも存在することを意識して実施すると良いだろう。